こんにちは、幸せ実践塾、塾長の赤木篤(あかき・あつし)です。

■【幸せの公式7日間補講】補習授業5日目:客観的な事実は無意味

さて、補習授業の5日目は、客観的な事実をさらに掘り下げます。


●1限目:前日の補習の復習

4日目の補講では、以下のポイントを学びました。

1.事実には、客観的な事実と認識した事実がある。

2.客観的な事実だと思いがちな認識した事実というものもある。

3.人が感じたことは、すべて認識した事実になる。



客観的な事実と認識した事実というものがあり、それを切り分けられることが重要です。

もし、その自信がないのなら、先に進んではいけませんよ。

もっと復習してください。


●2限目:客観的な事実とは

人の価値観や考え方などが、まったく加わらない事実。

それを客観的な事実と呼びます。

しかしそれは、厳密には非常に難しい。


たとえば、私たちはバラの花を見て、「赤い花だ」と言います。

でもそれは、なにもバラの花が赤色をしているわけではないのです。

バラの花に当たった光が反射し、ある特定の波長の光だけが私たちの目に入ってくる。

すると私たちの脳が分析し、それを「赤い」と判断しているのです。

それが証拠に、色盲の人は、同じ花を見て「赤い」とは言いません。

また人間以外の動物や昆虫などには、「赤い」とは見えないものもいるそうです。


こうしてみると、客観的な事実というものを厳密に捉えることは不可能だとも言えます。


●3限目:客観的な事実の必要性

だんだんと、訳がわからなくなってきたのではないでしょうか?

客観的な事実を知ることが厳密には難しいのであれば、どうしたら良いのでしょう?


私は、客観的な事実を知る必要はないと考えます。

「えーっ、あれほど客観的な事実と認識した事実は違うから混同しないようにと言ってたのにー!」

そんな不満の声が聞こえてきそうです。

まあ落ち着いて、続きを聞いてください。


客観的な事実を知る必要がないという意味は、
「これが客観的な事実だ」と、認識しなくても良いということです。

私たちの目的は、「幸せの公式」を駆使して、傷つきやすい体質を改善し、幸せ体質に変わることです。

その目的のためには、厳密に客観的な事実を分析することは必要がないのです。


●4限目:お釈迦様の教え

昔々、今からおよそ2500年も前のこと、インドにお釈迦様がおられました。

そのお釈迦様もおっしゃられています。

毒矢に射られた人にとって必要なものは、その毒矢に関する知識ではなく、解毒治療をすることだ。

まずは矢を抜き、その毒にあった解毒薬を塗り、死なないようにすることが重要だ。

それなのに多くの人は、「あの矢はなんでできている?石か、鉄か?」
「毒は何の毒だ?その症状は?致死量は?」などと無関係なことに熱心になる。

そんな無駄なことに力を注がず、本来の目的に集中することだと説いたのです。


これはたしか弟子から、神が存在するのかどうかというような質問をされ、
その問いにお釈迦様が答えたときの話だったと記憶しています。

ですから私たちも、不必要に知識を求めなくて良いのです。

直接役に立つ知識を得ること。

それを知恵と言います。

ですから仏教では、知識ではなく知恵を重視するのです。


●5限目:客観的な事実を分析しない

では、どう考えれば良いでしょうか?

私は、客観的な事実を分析しないことが、正しい対応の仕方だと思っています。


私たちが事実だと考えることは、すべて認識した事実だと考えれば良いのです。

「交通事故」も「落第」も、みんな認識した事実です。

「赤いバラの花」も「ナイフで切って痛い」のも、認識した事実です。

そのように、すべての事実を認識した事実と捉えれば良いのです。


このように考えても、何も不都合はありません。

なぜなら、私たちの目的は、
目的に合った考え方を選択することで、認識した事実を変えることですから。

客観的な事実がどうかということは、本来、意味がないのです。

客観的な事実は私たちに、認識した事実を作るための材料を提供してくれるだけのもの。

そう捉えることが重要だと思います。


●終礼

今日の補講はこれで終わりです。

明日は補習授業の6日目で、:「認識する事実は考え方次第」です。

楽しみにお待ちくださいね。


また、以下の動画で復習するのもお勧めです。


●1限目:前日の補習の復習


●2限目:客観的な事実とは


●3限目:客観的な事実の必要性


●4限目:お釈迦様の教え


●5限目:客観的な事実を分析しない


●講座内リンク

【幸せの公式7日間補講】全ページへのリンクはこちらです。

補講1日目:「幸せとは?」
補講2日目:「事実と感情の隙間にあるもの」
補講3日目:「「幸せの公式」とは?」
補講4日目:「客観的な事実と認識する事実」
補講5日目:「客観的な事実は無意味」
補講6日目:「認識する事実は考え方次第」
補講7日目:「「幸せの公式」を応用する」


また、以下のページから動画講座の内容がすべて見られるようになっています。

無料講座「幸せの公式7日間補講」動画バージョン


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■連絡先

◇氏名:赤木 篤(あかき・あつし) 幸せ実践塾・塾長

◇住所:下記、[特定商取引に関する法律に基づく表示]をご覧ください。

◇電話:下記、[特定商取引に関する法律に基づく表示]をご覧ください。

◇メールアドレス:a.akaki●kekkon-4awase.com (左記●を@半角に置き換えてください。)

◇ブログ:「傷ついた心を癒して幸せになる!~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」

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